TOP  >  ヒョースンの基礎知識:戦略

3)戦略

1978年創業のヒョースン社は、翌年には、日本のバイクメーカー「スズキ」と技術提携を結び、韓国を代表する、高い人気と技術を誇るバイクメーカーに成長した。その信頼度の高さは、バイクメーカーとして、唯一、株式上場しているところからもうかがうことができる。

1992年に、ヨーロッパ市場に輸出をはじめ、やがて、70ヶ国以上の国々へ、ヒョースン社製バイクを送り込むことになった。この、世界規模の業務展開は、製品としてのバイクのデザイン性などの外見だけではなく、性能の高さ、耐久性などの高さが伴わないとなしえないことである。

もともとバイク市場としては円熟ぎみである日本へは、日本のバイクメーカーでは、あまり製造のない125ccモデルのオフロード等スポーツタイプを豊富に展開させている点で勝負している。日本では製造終了となった、250ccクラスのレーサーレプリカモデルを提供してくれるのも大きな魅力である。

通常、海外戦略においては最も重要、かつ難題である「販売店舗の拠点作り」を、ヒョースン社は、なんと、日本国内270以上という店舗数を誇る「レッドバロン」と正規販売店契約を結ぶことで、簡単に解消してしまった。今後は、日本メーカーの弱点ともいえる125ccモデルでの顧客獲得を足がかりに、コストパフォーマンスのよい250cc以上の中型・大型車販売にも乗り出してくることだろう。

ヒョースンの人気バイク